2014年9月6日土曜日

『ゲッカンタカハシゴー』の表紙の人はケニー・ロバーツ

[↑これが『ゲッカンタカハシゴー』第1ゴーの表紙です。
ちなみに、誌名ロゴ上に「バイク乗りが日本を変える」とありますが、
政治的・宗教的意味合いは全くありませんのでご安心ください。
雑誌名よろしく、バイクを愛してやまない制作者(ワタクシ加藤)の
単なる勢い、かけ声的なモノでございます。ハイ]

『レーサーズ』の読者のみなさん、『ゲッカンタカハシゴー』の第1ゴーを
買ってくれるだろう(と勝手に期待してる)読者のみなさん、こんにちは。

さて、ライターの高橋 剛と「本、作ろうぜ!」と言ってから苦節2年。
本日(9月5日)16時、ようやく『ゲッカンタカハシゴー』の
最終入稿を終えました。あとは大日本印刷さんが本にしてくれるのみ。
発売はちょうど1週間後、9月12日(金)です。

あ、ちなみに、裏表紙はこんな(↓)感じになっております。


[↑表紙のケニーが背表紙を回って裏表紙まで描かれています]

ケニー・ロバーツさん――、1951年生まれのアメリカ人で、現在62歳。
バイクの世界最高峰レースの元チャンピオンであり、
引退後はレーシングチームのオーナーとして活躍した偉大な人。
その人がなぜ第1ゴーの表紙を飾っているかというと、
以前『レーサーズ』ブログでお伝えした一節を再度紹介させてください。

いまから三、四年前、『レーサーズ』の取材でケニー宅を訪問した際、
ケニーがボクにこう言ったんです。
「ゲートブレーカー(ケニーはボクのことをこう呼ぶ)、
『レーサーズ』が成功していることはいいことだ。
だが、日本の二輪のマーケットはどういう状況だ?
多くのユーザーたちに支持されている雑誌はあるのか?
お前が今後もメディアの仕事を続けていくのであれば、
ぜひ多くのユーザーに喜ばれる雑誌を作ってくれ。
そしてツーリングバイクからGPマシンまで、
モーターサイクルが持つ魅力を広く伝えてくれ。
なんでこんなことを言うかというと、
かつて俺は大観衆で埋まった1985年の鈴鹿8耐の中を走ったんだ。
モーターサイクルの根源的な魅力、
それを楽しもうとするユーザーたちの気持ちに、
いまもむかしも変わりはないはずだ」、と……。

つまり、『ゲッカンタカハシゴー』立ち上げのキッカケは
ケニー・ロバーツその人だったんです。
となれば、当然第1ゴーの表紙もケニーと相成ったわけです。
しかも、イラストなのをいいことに、顔はいま現在の親しみやすいケニー、
でも着ている黄色のツナギは現役時代('83年)の物をハイブリッド。
さらに、裏表紙でピースしているのにも意味があります。

また、ケニーには過去何回も『レーサーズ』に登場いただきましたが、
『ゲッカンタカハシゴー』では奥様の「ともこ」さんにもインタビュー。
日本人妻が語る世界チャンピオン“KING”ケニー・ロバーツとは?

[↑ケニー&ともこ夫妻。毎夕、ワイン片手に仲睦まじいふたり]

それにしても、オレが作る雑誌はどれも一緒だなぁ(汗)。
『レーサーズ』と『ゲッカンタカハシゴー』を見比べてみると、
判型こそ『レーサーズ』の方がちょっと大きいですが、表紙はイラスト。
裏表紙もイラスト。そして裏表紙は思わせぶりな文章で〆られている。
表紙をめくると、まず最初の見開きは全面写真。
さらに、どっちも広告が入ってない(広告のご出稿、募集中です)。
あ、あと文字だらけ。はてさて、その内容はどんなものか……。
発売されたら、ぜひ比べてみていただければと思います!
ちなみに『レーサーズ』のイラストは千葉・市川の大塚さん、
『ゲッカンタカハシゴー』は兵庫・芦屋の中田さんに描いてもらいました。
Thanks a lot ! (編集カトウ)

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