2014年9月11日木曜日

『レーサーズ』の表紙入稿

『レーサーズ』の読者のみなさん、『ゲッカンタカハシゴー』の第1ゴーを
買ってくれるだろう(と勝手に期待してる)読者のみなさん、こんにちは。

さて、前回は『ゲッカンタカハシゴー』の最終入稿をお伝えしましたが、
かわって今日は『レーサーズ』9月24日発売号の表紙入稿についてです。
その『レーサーズ』の表紙はコレ(↓)でございます。



[↑くぅー、1988年の全日本F3チャンピオン塩森俊伸選手!]

そのむかし、センスもないのにレースなんぞを始めてしまったワタクシ。
いまはなきYSP葛飾南っていうバイク屋さんで初期型TZR250を買って
“SP(スポーツプロダクション:量産車改造クラス)”を走ってたんですが、
そのYSP葛飾南によくいらしたのが塩森さんだったんです。
バイク屋さんの店長と塩森さんが旧知の仲だったらしく、
酒豪の店長に対してご実家が酒屋さんだった塩森さんは、
毎回お酒を携えていらしてました。

こっちはまだ大学1年生で、あちら(塩森さん)はSP忠男のエース、
そしてこれからヤマハワークスのエースへと上り詰めようとしていた
スターライダーですからね。
ミーハーなワタクシは、そりゃ舞い上がりましたよ。

ある日、塩森さんが来店された際に、「僕、塩森さんのファンです!
筑波(サーキット)では“塩森乗り”を真似ながら走ってます」と、
意を決して言うと、塩森さん曰く、「あー、俺の乗りかたね。
アレ、ちっとも速くならないからやめといたほうがいいよ」と言われ、
がく然とした思い出があります(苦笑)。

“塩森乗り”というのが、まさに今度の表紙に描かれているそれ。
頭の位置が極端に低く、アゴは思いっきり引いて、
チョー上目使いでコーナーの先を見るライディングフォーム。
いま見てもカッコイイ! 塩森さんに「無駄、無駄」と言われても、
そのフォームが染み付いてしまったボクは、
いまでもツーリングで峠を走る際は塩森さん気分で走っています。
(編集カトウ)

0 件のコメント:

コメントを投稿