2014年12月31日水曜日

『レーサーズ』特編版のご感想はコチラまで+いろいろ告知

[↑会社の私の机。透明のデスクマット下にある東福寺さんステッカーは、
土モノ好きなホンダ関係者からいただいたもの。ボクにとってはお宝です]

『レーサーズ』『ゲッカンタカハシゴー』の読者のみなさん、
いつもありがとうございます。
さて、早いもので2014年もあと1日を切りました(年々早くなる)。
そんなあらゆるものが怒涛の年末進行のなか入稿→下版したのが、
'89年の世界GPを振り返る『レーサーズ』特別編集版。発売は1月5日です。
またいつものように、みなさんからのご意見・ご感想を聞かせてください。

ちなみに上の写真でパソコン前に横たわってるものは何かっていうと、
大日本印刷に入稿する際に付ける「カンプ」といわれるページ見本。
入稿後、先方(大日本)で疑問やトラブルが発生すると、
印刷担当者とこれを見ながら解決してゆくんですが、今回は見返しナシ。
そうこうしている内に下版→印刷→製本→搬入となったようで、
もしかしてどこかの本屋さんではもう発売されてたりする!?
ウチの会社は冬季閉鎖になってしまい、手にできるのは5日の会社始業日。
表紙の色味がうまく出ているかどうか気になる……。

一方、1月24日売り『レーサーズ』Vol.31の取材も順調です(↓)。

[↑'89年のHRC製パリダカマシン=NXRが残ってたなんて、奇跡だ!]

ボクが特編版の入稿で日々格闘しているあいだ、通常号をお願いしている
石倉さんはツインリンクもてぎのコレクションホールへ。
そこで取材・撮影してきたのが上の「Rothmans NXR」です。
いーなー、オレも見たかったなー(見に行ってたら特編版出ず……)。

とそこで、とあるHRC OBの方から「パリダカ関連なら、こんなのあるよ。
『レーサーズ』で使う?」との連絡が……。
さっそく埼玉県某所のその方宅へ行くと、こんなお宝が!(↓)

[↑「エーッ!? これ全部もらえるんですか!?」と興奮する石倉&カトウ]

こんなポスターや販促グッズみたいなものが、ほかにも'83WGPがらみや
'91鈴鹿8耐関係など多数発掘。これだけでネタになります。いつかやろ。

マズイマズイ、興奮している場合ではない、特編版入稿しなくては……、
と思っていたところに、今度はウィック・ビジュアル・ビューロウさんが
このほど作った『1983 W.G.P.500cc』のブルーレイ&DVD(↓)が届く。

[↑ジャケットイラストは1年前の『レーサーズ』特編版そのもの!]

前ブログ記事に投稿いただいたベイツさんをはじめ、発見された方、
またすでに購入された方も多いかと思います。
単なる焼き直しなんかじゃありませんよ。収録内容は例えばこんな(↓)。
…………………………………………………………………………………………………
●'12年6月にアメリカ・テキサス州にて行ったフレディ・スペンサーの単独インタビューを収録。主にNR500からNS500へ移行していったグランプリについて、さらにホンダについて語る。(約20分30秒/日本語字幕)
●'80年代に世界グランプリの映像を記録していた、ユニオンプロジェクト社が当時16mmフィルムで納めた貴重な映像。フレディ・スペンサーとケニー・ロバーツをフィーチャーした作品。(約20分/日本語ナレーション)
●'12年9月に鈴鹿サーキット50周年イベントのために来日した“キング”ケニー・ロバーツと“ファスト”フレディ・スペンサーのふたり。その走行映像をマルチアングルで体感! さらに、お互い現役を退いてからは初となるツーショットインタビューを収録。(フレディ&ケニー対談:約24分/日本語字幕、鈴鹿50周年記念イベント・オンボード映像:12分30秒/マルチアングル ※DVDプレイヤーのアングル切替え操作でカメラ視点を正面と顔に切り替え可能)などなど。
…………………………………………………………………………………………………

その内容をチラ見せしますと、こんなんです→『1983 W.G.P.500cc』CM

不肖カトウ、このブルーレイ&DVDに感想文なんて書いてしまってですね、
それがコチラ(↓)。


ご購入いただくとモレなく同梱されてくるんですが、ワタクシの拙文なんて
ちっともありがたみがない。その代わりと言っちゃなんですが、
ジャケットの大塚さんイラストが特典として付いてくるんです!(↓)



価格はブルーレイが3,900円+税で、DVDのほうは3,000円+税です。
すでに12月24日から先行発売されていて、ウィックのサイトのほか、
南海部品、にりんかん、NAPS、ライコランド、バイクセブンなどの
バイク用品店さん、またウチの会社サイトでもご購入できますので、
ぜひお求めください。

さーて、みなさんにとって今年(2014年)はどんな年だったでしょうか?
一番大きなニュースは何だったでしょうか?
ボクにとって一番大きな出来事は『ゲッカンタカハシゴー』を出せたこと。
みなさんにとってはまったくもってどうでもいいことですが、
実は『ゲッカンタカハシゴー』は、ボクの二輪雑誌編集の集大成です。
これが読者のみなさんから支持されず(=本が売れない)、
業界のみなさんからの協力も得られなかったら(=広告売上が立たない)、
転職してからの20年強、ボクはいったい何を勉強してきたのか……。
と、考え込むのはキャラクターに合わないので、
2号目を出せるよう2015年も頑張っていきます!
みなさんの2015年も引き続き幸せなバイクライフが送れますように!
(編集カトウ)

4 件のコメント:

  1. オートサロン東京2015の会場で、初めて「タカハシケンゴー」の存在を知りました。
    読めるバイク雑誌だと思います。

    ただ、読み手が限定されそうな気もします。
    私のような、バイクが好きなおっさん向けでしょうか。

    バイクに興味を持ち始めた頃って、やっぱり免許の取り方とか費用とか乗り方とかバイクの情報とかの情報が知りたいですもんね。

    でも、バイクの魅力を伝えることを目指した「タカハシケンゴー」が売れてほしいです。
    第二号の発売を待っています。

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    1. そうですねー、作っている側としては読む方を限定せず、できるだけ広く、多くの方に楽しんでいただくつもりでいますが、結果的にそういう作りになっているのかもしれません。ご意見ありがとうございます。

      多くの情報がネットで手に入る今、旧態依然とした紙媒体としては、ネットでは得られないバイクの魅力を伝えていけたら、と思っています。(高橋剛)

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  2. すいません。
    「タカハシゴー」ですね。
    なぜか「タカハシケンゴー」だと思い込んでいました。

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    1. カッコいい! ケンゴー。剣豪みたいで強そうです。(高橋剛)

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